認定看護師とは、特定の看護分野において、高度な知識と熟練した看護技術を有する者として、日本看護協会の認定を受けた看護師をいいます。 当院は、3名の認定看護師が活躍中です。
CNIC(特定認定看護師 感染管理)
長年、看護部感染員会で活動してきました。2019年以降の新型コロナウイルス感染症の流行があり、その対策を模索する中、
「感染症に対する正確な知識を習得し、院内、そして地域の人を感染症から守りたい」という思いを強く持ちました。
そこで感染管理認定看護師養育コース (B過程) へと進み、特定行為感染管理認定看護師となりました。今は、ICTの一員として院内全体の感染対策を担っています。
活動としては主に感染管理に関する研修の企画及び開催、また感染にかかわる相談への対応、感染症患者に対する看護実践を行っています。
日々、感染症を予防するために、また発生した感染を広げないために何が必要で何をするべきなのかを考え、
それを着実に実行していくことが私に求められていることだと考えてます。しかし感染対策は一人ではできません。
多くのスタッフとともに考え感染対策を実践していきたいと思います。
【感染管理認定看護師】山本 美香
皮膚・排泄ケア認定看護師
・創傷(きず)
皮膚の健康を保つため予防的スキンケアを行っています。また創傷 (きず)を治すため、治癒環境を整えるケアを実施しています。
褥瘡対策チームのメンバーとして医師や薬剤師・栄養士・リハビリテーション科のスタッフ・病棟看護師などとともに褥瘡回診を行っています。
・ストーマ(人工肛門・人工膀胱)
ストーマを造設する患者様に手術前から関わり、より専門的な知識と熟練したケアで患者様が退院後も安心して生活できるよう活動しています。
ストーマケア方法の情報提供やストーマ周囲皮膚のトラブルに対するケアなども行っています。
・失禁ケア
尿や便による皮膚トラブルの予防的スキンケアや皮膚トラブルが起きた場合のケアを実施しています。
・その他
院内スタッフへの教育活動として勉強会などを開催しています。
患者さんがその人らしく過ごせるようなケアを目指し活動しています。何かお困りごとがあればご相談ください。
【皮膚・排泄ケア認定看護師】佐藤 良子
摂食・嚥下障害看護認定看護師
2020年に認定看護師教育課程を受講し、2021年12月より認定看護師として活動させてい ただいています。
加齢や疾患によって食べる機能に障害が出てしまった時でも、少しでも食べたいものを 口から食べられるような支援をしていきたいと思っています。
現在は活動らしい活動をできていませんが、今後病院内はもちろん、院外でも摂食嚥下障害について知ってもらえるよう活動を行っていきたいと思います。
【摂食・嚥下障害看護認定看護師】大槻 由花